先日の写真展での作品にはGEKKOのシルバーラベルを使ってみた。
数年前に顔料プリンターを使用していた時は仕上がりと紙質の良さからカラーの出力でもよく使っていたペーパー。当時は「月光」と書かれたパッケージで流通していた。
その後、現在の染料プリンターを所有した際にも使ってみたのだけど、染料インクでは黒がまったく締まらないし、緑被りもあって仕上がりは顔料とはまるで異なるものでガッカリのあまりそれ以来使うことはなかった。
ペーパーを選ぶべくピクトリコの商品ラインナップを何気なく見ていたところ、GEKKOのシルバーラベルが改良されているとのプレスリリースを見かけた。
改良点として、「インク受容層の改良により、染料インクの発色性向上。」とのこと。
疑心暗鬼な気持ちを持ちつつ購入し使ってみると、まったくの別物レベルで発色が改善されていて、顔料機でプリントした時のあの喜びが素直に蘇った。またGEKKOが使える!
写真展の搬入まで1週間を切っていてエプソンの純正ペーパーで出力を始めていった段階ではあったが、すぐにシルバーラベルへ切り替えてプリントを進め、月光で写真展を綴ることができた。