MASA884 Blog

クリエイティブな お生活。

2013年09月

名称未設定 1


FOSTEX「PC100USB」とASIO4ALLの組み合わせによるリスニング環境の構築に満足をしていたのだけど、一つ問題が発生した。
Winampで再生したあと、いったんWinampを終了して再びWinampを立ち上げて楽曲を再生しようとすると、音が出力されなくなってしまうのだ。

Winampではタイムコードが動いていてプレイヤーそのものは再生しているのに・・
で、色々とあれこれ試しているうちに気づいたのは、出力されなくなった状態でASIO4ALLのコントロールパネルを開いてみると、USB-DAC(PC100USB)の機器ネームの隣にあるステータスアイコンが「✕(バツ)」マークになっていた。
アイコンを一度クリックするとアクティブ状態になり再生すると音が出力されるようになるが、コントロールパネルを閉じてからしばらくするとまた✕マークがついて出力されなくなってしまう。

で、さらにさらに色々と試しているとWinampを一度閉じた後にブラウザーを開いたりフォルダーを開いたりなどなにかしらのウィンドウズ上での操作をすると、✕マークがつくことが判明した。
ネットで調べてみると、同様の症状に見舞われている方が他にもいて、原因はWindows7とASIO4ALLの相性がそもそも良くないようだ。
現状での解決策はなく、ASIO4ALLと決別をするしかなさそうだった。

しかし、ASIOの音質の良さを知ってしまっている身には、せめて音質が少しでも良くなるようにしたい。
そこでさらにさらにさらに調べてみると、WindowsVista以降のウィンドウズにはASIOのようにOSのカーネルミキサーを通さずにダイレクトに音声ソースを出力する「WASAPI」なるものが備わっているとのこと。
現在使用しているWindows7にもWASAPIは備わっており、プレイヤーをAIMPにすることでWASAPIによるリスニング環境の構築を行ってみた。(対応しているプレイヤーは、iTunesなど他にもいくつかある)

肝心の音質はというと、ASIOと比べると柔らかく角がない。
オーケストラやアコースティック、ジャズなどの音楽には適していると思うけど、それ以外だと個人的には微妙なところ。
音質自体は必ず上がるから、WindowsVista以降のOSを利用している環境ならWASAPI対応のプレイヤーを導入する価値はあると思う。
ただし、その価値を生かすも殺すも、すべては自身の好みである。


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先日の記事で発注したFOSTEXのUSB-DAC「PC1000USB」が届いた。
RCAケーブルも併せて購入した。

早速繋いで音楽を聴いてみたところ、無音時のノイズが激減。
ボリュームノブを最大あたりまで回すとわずかにノイズが耳についてくるが、現環境だとボリュームノブは回してもせいぜい中央あたりまでしか使わない。
これ以上回すとご近所迷惑のレベルに達するからだ。

音質は低音が少し下がったぐらい。他所のレビューにもあるとおりフラットに感じる。
音質の低下を懸念していたが、今までの「オーディオカード→ミキサー→モニター(PM0.4)」という接続環境と比べると、細かい音や定位が見やすくなった。
ミキサーが省かれた分、モニターへ音がロスなく伝わっているような感じだ。
また、ASIO4ALLも適用してみたが、問題なく使用できる。

モノとしての質感も、金属筐体にトルク感のあるアルミのボリュームノブのおかげで安っぽさは感じられない。
実売¥7,000-程度で購入できることを考えると、とてもお買い得な逸品だと思う。


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親知らずの治療のため、ここ数日まとまった休みを取った。
またしても頬が大きく腫れて食事も摂りにくい。
しかし、体調は良いのでせっかくの休みをぐうたらと過ごすのはもったいない。

そこで以前からコツコツと準備を進めていたパソコンのスペック強化を行った。
アップグレード前まで使っていたパソコンは購入から4年が経過。
OSも購入時から使い込んでいたことや、2400万画素レベルのデジタルカメラのRAWデータの現像を快適に行うことができるようにしたいと思っていた。

今回、以下のメニューを実施。

・CPUの変更(Core i3 550 → Core i5 4570)
・マザーボードの変更(SATA2.0 → SATA3.0 への対応)
・SSDの導入
・ブルーレイドライブの導入

マザーボードとCPUを買ったなんて十数年ぶりだ。
パソコンの自作に取り組んだ時のことを久しぶりに懐かしく思い出した。

年を重ねるとだんだん時間がなくなったりめんどくさくなったりで、パソコンを買うときはBTOショップでカスタマイズして作ってもらっていたけど、やっぱりコストのことを考えると何でも自分でやったほうが安いのは世の常だ。
ケースから古いマザーボードとCPU、配線を取り外して新しいパーツを組み込むのはすんなり成功した。
マザーボードのマニュアルが日本語化されていたり、CPUクーラーも馬鹿力で押し込む必要がなくなっていたりと便利になったものだ。

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パーツの組み込みと配線が終わってドキドキしながら電源ボタンを押してファーストブート。
ディスクドライブからWindows7のインストールディスクが読み込まれてサクサクとOSのインストールも完了した。

Windowsが立ち上がると、ごみ箱のアイコンだけが広いデスクトップに佇む。シンプルすぎて滑稽だ。
さて、ここからが大変な作業の始まり。
日頃使っている周辺機器のドライバーやらアプリケーションなどをすべてインストールして、環境を作っていかなければならない。
ひとつずつ順番に進め、環境ができあがるまで実に1日仕事だった。

動作はとてもキビキビとして大成功!  ・・・・と言いたかったところだけど、ひとつだけ古株のオーディオカードがお亡くなりになった。
以前から音割れやノイズなどの症状が見られ、ついにデバイスの認識がされず。
このカードでたくさんの音楽を聴き、楽曲も創った。カードの裏面を見ると「c2000」と。
時代の経過を感じずにはいられない。

ともかく使えなくなったのはそれはそれでしょうがないので、次なるニューホープを物色し発注。
モノとしてはグレードが下がるかもしれないが、配線が簡略化されてシンプルになるので音質にどれくらいの差が出るのか楽しみなところだ。

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